vStandby 6.0 Readme
2017年 4月 13日
このドキュメントには、vStandby に関する以下の事項が記載されています。本製品をご利用になる前に必ずお読みください。
目次
システム要件
制限事項および注意事項
CPU
Pentium 4 または同等以上の CPU
メイン メモリ
1024MB 必須(2048MB 以上を推奨)
ハードディスク
600MB 以上の空き領域が必要
DVD-ROM ドライブ
製品インストールとBoot Environment(起動環境)の起動に必要
インターネット環境
製品のアクティベーション、製品のアップデート、ヘルプの表示に必要
インストール要件
ターゲットの仮想プラットフォーム要件
- VMware vSphere 5.1、5.5、6.0
無償の VMware vSphere Hypervisor (ESXi) では VMDK ファイルの作成、更新のみを実行できます。
- Windows Server 2008 以降の Hyper-V
無償のWindows Hyper-V Server 2008 以降を含む
基本事項(共通)
基本事項(VMware vSphere)
基本事項(Microsoft Hyper-V)
起動環境ビルダー(Windows PE)
その他
- Intel Itanium(IA-64)ベースで稼働するシステムはサポートされません。
- Windows XP、Vista、Server 2003、Server 2003R2、Server 2008 の場合は、ターゲットとして Hyper-V ホストは選択できません。
- vStandby 5 から vStandby 6 にアップグレード インストールした場合は、スケジュールの再作成を行ってください。
- ソース ディスクとしてダイナミック ディスク、記憶域スペース、4K セクターネイティブのハードディスクはサポートしていません。
- 仮想マシン名や仮想ディスクのファイル名には、ダブルバイト文字を含んだ名前は使用できません。
- ネットワークの設定で選択されたネットワーク名に半角英数/記号以外の文字が使用されていた場合は、作成された仮想スタンバイレプリカで指定したネットワークが正しく設定されません。仮想スタンバイレプリカを使用する際に、手動でネットワークの設定を変更してください。
- 仮想スタンバイレプリカのネットワーク設定では WINS アドレスは設定できません。
- 仮想スタンバイレプリカの削除では、その vStandby で作成した仮想スタンバイレプリカのみが削除できます。
- 「仮想スタンバイレプリカの準備をしています」ダイアログで過去に作成した既存の仮想スタンバイレプリカを削除できない場合があります。この場合は手動で削除を行うか、スケジュールの変更を行い仮想マシン名を変更して作成を行ってください。
- 仮想スタンバイレプリカを作成した後にソースマシンに NIC やディスクなどを追加しても、仮想スタンバイレプリカには反映されません。この場合は、スケジュールを削除して新規に仮想スタンバイレプリカを作成しなおしてください。
- vStandby 6 から vStandby 5 にリモート接続することはできません。
- Windows 10 Creators Update (バージョン1703、ビルド15063)の環境で、タスク実時に BSoD が発生する問題が確認されています。この問題については次のアップデートで修正される予定です。
- 無償版ライセンスを適用した ESXi ホストをターゲットホストとして選択した場合は、仮想スタンバイレプリカやブートポイントは作成されません。指定したデータストアの直下に VMDK ファイルが作成されます。
- VMware vSphere の vCenter Server、または ESXi ハイパーバイザーのデータストアに変換する場合、ポート902を使用して接続をします。接続に失敗する場合は、ターゲット ホストのファイアウォール設定をご確認ください。
- vStandby Boot Environment を使用して、無償版の ESXi サーバーに作成した VMDK ファイルから物理環境への復元を行うことはできません。
- ターゲットとして指定したデータストアが NFS の場合は Thick Provisioning で仮想ディスクが作成されます。
- ESXi ホストがメンテナンスモードに設定されている場合は、仮想スタンバイレプリカの作成は行えません。また、ブートポイントの作成はエラーで終了します。
- vStandby をインストールしたホストに Microsoft .NET Framework 4 以降がインストールされている必要があります。
- Windows XP、Vista、Server 2003、Server 2003R2、Server 2008 の場合は、ターゲットとして Hyper-V ホストは選択できません。
- Hyper-V への接続には administrator または domain administrator アカウントが必要になります。
administrators グループや domain administrators グループのユーザーは使用できません。
- uEFI システムの変換は、第2世代仮想マシンをサポートしている変換先ホストを対象にしている場合のみ可能です。
- Windows Server 2008 R2/ Windows 7 の uEFI 環境の変換はサポートしていません。
- 仮想スタンバイレプリカの構成画面でターゲットとして選択したボリュームに、everyone フルコントロールの共有フォルダが自動的に作成されます。
- 仮想スタンバイレプリカ起動中にタスクを実行すると、タスクはエラー終了します。
- Windows Server 2008、2008R2の Hyper-V ホストをターゲットとして選択した場合は、仮想スイッチの設定は仮想スタンバイレプリカに適用されません。
- (8465) Windows Server 2008、2008R2の Hyper-V ホストに作成した仮想スタンバイレプリカから物理マシンへの復元は実行できません。
- USB 起動メディアを作成する場合は、1GB 以上の容量を持つ USB メモリが必要です。
- Boot Environment(Windows PE)の作成は Windows ADK がシステムに構成されている必要があります。Windows ADK
では、以下のコンポーネントが必要です。
- Deployment Tools
- Windows Preinstallation Environment(Windows PE)
- 64ビットの Boot Environment(Windows PE)を作成するためには、64ビット OS
上で実行する必要があります。
- 組み込み可能なデバイス ドライバーは、作成する Windows PE のベース OS バージョンに対応しているものとなります。作成する
Windows PE のベース OS バージョンは[Windows PE 起動環境ビルダー]の[Windows PE キット]の"指定した
Windows PE ツールの詳細:"に表示されます。
- (8476, 8464) 以下の組み合わせで Windows PE の作成に失敗する症状を確認しています。
- AIK3.0 と Server 2012R2 の環境
- ADK8.0 と Server 2008R2 の環境
- コンピューターの SAN ポリシーがオフライン(オフライン共有)に設定されている場合は、作成された仮想スタンバイレプリカでシステム以外のディスクがオフラインとして認識されます。
- 作成した仮想スタンバイレプリカ上で仮想環境を起動することはできません。
- 複数のユーザーがログインしている環境で vStandby のアップグレードやアンインストールを行った場合は、適切にプロセスが終了できず処理に失敗します。複数ログインしている場合は、ログオフしてシングルセッションにしてから操作を行ってください。
- ファイアウォールなどにより NTP ポート(123) が閉じられている場合やインターネットに接続できない場合は、仮想スタンバイレプリカで時刻の同期に失敗します。このような場合は、手動で時刻を合わせてください。
- SMTP サーバーを使用しないメール通知を行う場合は、環境によってはテストメールの送信が「成功」となっていてもテストメールが届かないことがあります。
- (8488) コンソールのみをインストールした環境からのリモート接続に失敗します。
- (8475) Windows XP 環境でスクリプトファイルを指定することができません。
目次に戻る
インデックスに戻る