EFI 環境の Red Hat Enterprise Linux/CentOS 6.x、CentOS 7.x のスタンバイ VM の起動手順
2020年 6月 23日 改訂
EFI 環境の Red Hat Enterprise Linux/CentOS 6.x、CentOS 7.x のスタンバイ VM の起動手順
EFI 環境の Red Hat Enterprise Linux/CentOS 6.x、CentOS 7.5 以前から作成したスタンバイ VM を起動する場合は、スタンバイ VM を起動する前にブートエントリの作成が必要になります。
設定方法は以下を参考にしてください。
ESXi がターゲットの場合
- EFI 環境のスタンバイ VM を起動すると、以下のような画面が表示され起動に失敗します。
Enter Setup を選択してエンターキーを押下します。
- Configure boot options を選択してエンターキーを押下します。
- Add boot option を選択してエンターキーを押下します。
- NO VOLUME LABEL, を選択してエンターキーを押下します。
- <EFI>を選択してエンターキーを押下します。
- 以下を選択してエンターキーを押下します。
- Red Hat Enteprise Linux/CentOS 6.x の場合: <redhat>
- CentOS 7.x の場合: <centos>
- 以下を選択してエンターキーを押下します。
- Red Hat Enteprise Linux/CentOS 6.x の場合: grub.efi
- CentOS 7.x の場合: shimx64.efi
- Input the description を選択してエンターキーを押下します。
- 表示された画面で任意のラベル名を入力してエンターキーを押下します。
- Commit changes and exit を選択してエンターキーを押下します。
- Exit the Boot Maintenance Manager を選択してエンターキーを押下します。
- Shut down the system を選択してエンターキーを押下します。
- これによりシステムが起動できるようになります。
※スナップショット(ブートポイント)を変更すると、再度この設定が必要になります。
ActiveImage Protector の CentOSBE を使用する場合
- CentOSBEを起動し、エントリが格納されるパーティションを確認します。
この場合、/dev/sda1にEFIのパーティションがあります。
- 下記コマンドを実行しブートエントリを作成します。
CentOS7.5以前の場合
# efibootmgr --create --label CentOS --disk /dev/sda1 --loader /EFI/centos/shimx64.efi
CentOS6.x / RHEL6.xの場合
# efibootmgr --create --label CentOS --disk /dev/sda1 --loader /EFI/redhat/grub.efi
- CentOSBEを再起動し、OSを起動します。
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