Hyper-V 仮想マシン リソース格納領域復元後の操作

 

Hyper-V の仮想マシン リソースのみが格納されているボリューム/ディスクを復元した後は、以下を参考に操作を行ってください。

 

既存の仮想マシン リストをそのまま使用する場合

 

1.      Hyper-V マネージャーで[サービスの停止]から Hyper-V Virtual Machine Management サービスを停止します。

2.      サービス停止後、[サービスの開始]で Hyper-V Virtual Machine Management サービスを開始します。

3.      Windows Server 2012 R2 以降の Hyper-V では、仮想マシンのチェックポイントとして[<仮想マシン名> - バックアップ - (日付)]が表示される場合があります。その場合は、PowerShell を管理者権限で実行して以下のコマンドを実行してください。

# Get-VMsnapshot -ComputerName "<ホスト名>" -VMName "<仮想マシン名>" -SnapshotType Recovery | Remove-VMSnapshot

コマンドを実行すると結合処理が実行され、このチェックポイントの表示がされなくなります。

4.      仮想ハードディスクが格納されているフォルダーに *-AutoRecovery.AVHDX がある場合は、それも削除してください。

 

上記の操作の後、Hyper-V マネージャーから仮想マシンを起動してください。

クラスター構成の Hyper-V

フェールオーバー クラスター マネージャーの役割リストにバックアップ時と同じ仮想マシンが存在する場合は、そのまま起動させることができます。

※ 起動前は仮想マシンの設定をご確認ください。ネットワーク  アダプターが「構成エラー」となっている場合などでは、仮想マシンの起動に失敗します。

フェールオーバー クラスター マネージャーの役割リストに同じ仮想マシンが存在しない場合は、役割の構成から対象の仮想マシンを高可用性に設定してください。

 

復元したボリューム/ディスクから仮想マシンをインポートする場合

 

Hyper-V マネージャーでインポートした仮想マシンに、チェックポイントとして[<仮想マシン名> - バックアップ - (日付)]が表示される場合があります。

その場合は、PowerShell を管理者権限で実行して以下のコマンドを実行してください。

# Get-VMsnapshot -ComputerName "<ホスト名>" -VMName "<仮想マシン名>" -SnapshotType Recovery | Remove-VMSnapshot

コマンドを実行すると結合処理が実行され、このチェックポイントの表示がされなくなります。

仮想ハードディスクが格納されているフォルダーに *-AutoRecovery.AVHDX がある場合は、それも削除してください。