レプリケーション

 

作成したイメージ ファイルのレプリケーションをスケジューリングできます。

プロトコル

レプリケーション先として以下を利用できます。各プロトコルの詳細はリンクをクリックすると確認できます。

·        ローカル フォルダー

·        ネットワーク共有フォルダー

·        SFTP

·        FTP

·        WebDAV(https または http)

·        Amazon S3

·        Azure

·        OneDrive

·        Dropbox

·        Google Drive

 

レプリケーション先を追加する場合は[ターゲットを追加]をクリックしてください。

不要になったレプリケーション先設定は で削除できます。

レプリケーション先設定を削除せずに、処理のみを止めたい場合は該当するターゲットのチェックボックスをオフにしてください。

設定

 

プロファイルごとに以下のものを設定できます。

内容

項目

サブ フォルダーを作成する

指定したパスに、サブ フォルダーを作成してイメージ ファイルをレプリケーションします(サブ フォルダーはタスク名で作成されます)。

ポリシー

レプリケーション ポリシーを以下から選択できます。

·        対象のイメージ ファイルすべて

対象となっているイメージ ファイルをすべてレプリケーションします。

·        最新の世代のみ

最新世代のイメージファイル(増分ファイル含む)をレプリケーションします。

※新しい世代が保存先に作成された場合、次回レプリケーション実行時にレプリケーション先から古い世代のイメージ ファイルは削除されます。

·        増分イメージ ファイルのみ

増分イメージ ファイルのみをレプリケーションします。

·        最新世代の増分イメージ ファイルのみ

最新世代の増分イメージ ファイルのみをレプリケーションします。

※新しい世代が保存先に作成された場合、次回レプリケーション実行時にレプリケーション先から古い世代のイメージ ファイルは削除されます。

·        常にレプリケーション元と同じ状態にする

複製先の状態を常にソース イメージの保存先と同じ状態に保ちます。

※このオプションを有効にしていない場合、リコンサイルにより増分番号が巻き戻って作成された増分イメージや結合された増分イメージはレプリケーションされません。また、世代管理により保存先から削除されたイメージ ファイルもレプリケーション先からは削除されません。

※同期は指定したスケジュールのタイミングで行われます。

再試行上限

レプリケーション中にエラーが発生した場合、設定した回数再試行します。

スケジュール

即時 - 新しい増分イメージが作成されるとすぐに処理を開始します。

新しい増分イメージが xx 個作成されるたびに実行する - 指定した数の増分イメージが作成されると処理を開始します。

時間指定 - 指定した時刻に処理を開始します。

E メール通知を行う - 処理結果を E メールで受け取れます。通知のトリガーとなるステータスが選択できます。

パフォーマンス

タスクの優先順位 - プロセスの優先順位を設定できます。

I/O パフォーマンス - I/O パフォーマンスを設定できます。ローカルとネットワーク共有フォルダー以外のターゲットには適用されません。

ネットワーク帯域制限 - ネットワーク帯域制限を設定できます。ローカル、ネットワーク共有フォルダー、SFTP と FTP 以外のターゲットには適用されません。

各プロトコルの詳細

ローカル フォルダー

 

[...]からフォルダーを指定するか、パスを直接入力して複製先を指定します。

[適用]または[設定終了]をクリックすると書き込み検証を行います。

 

ネットワーク共有フォルダー

 

[...]からフォルダーを指定するか、パスと認証情報を直接入力して複製先を指定します。

[適用]または[設定終了]をクリックする際に書き込み検証を行います。

 

SFTP

 

SFTP サーバーのホスト名、または IP アドレスとポートを指定し、認証情報を入力して[接続]ボタンをクリックします。

認証方式は[パスワード][秘密鍵]から選択してください。

サーバーへの接続に成功すると、ツリーが表示されますのでレプリケーション先のフォルダーを指定してください。

任意のフォルダーを右クリックして新規フォルダーを作成することもできます。

[適用]または[設定終了]をクリックする際に書き込み検証を行います。

 

FTP

 

FTP サーバーのホスト名、または IP アドレスとポートを指定し、認証情報を入力して[接続]ボタンをクリックします。

暗号化で暗号化方式を選択することで FTPS を使用できます。

サーバーへの接続に成功すると、ツリーが表示されますのでレプリケーション先のフォルダーを指定してください。

任意のフォルダーを右クリックして新規フォルダーを作成することもできます。

[適用]または[設定終了]をクリックする際に書き込み検証を行います。

 

WebDAV(https、またはhttp)

 

WebDAV サーバーのホスト名、または IP アドレスとポートを指定し、認証情報を入力して[接続]ボタンをクリックします。

サーバーへの接続に成功すると、ツリーが表示されますのでレプリケーション先のフォルダーを指定してください。

任意のフォルダーを右クリックして新規フォルダーを作成することもできます。

[適用]または[設定終了]をクリックする際に書き込み検証を行います。

 

Amazon S3

 

認証情報を入力して[接続]ボタンをクリックします。

サービスへの接続に成功すると、ツリーが表示されますのでレプリケーション先のバケット/フォルダーを指定してください。

任意のフォルダーを右クリックして新規フォルダーを作成することもできます。

※バケットを新規作成することはできません。

[適用]または[設定終了]をクリックする際に書き込み検証を行います。

 

[プロバイダーを指定する]を有効にするとプロバイダーを指定できます。

規定で[NIFCLOUD][Cloudian]が選択可能です。

これら以外のプロバイダーを使用する場合は[ターゲットを追加]を選択し、以下を指定します

[名前] - 表示名になります。任意の名前を入力します。

[エンドポイント] - プロバイダーから指定されたエンドポイントを入力します。

[リージョン] - プロバイダーから指定されたエンドポイントを入力します。プロバイダーから明示されていない場合は空欄のままにします。

※各情報の取得/確認の詳細はサービス提供元にご確認ください。

 

Azure

 

認証情報を入力して[接続]ボタンをクリックします。

サービスへの接続に成功すると、ツリーが表示されますのでレプリケーション先のコンテナー/フォルダーを指定してください。

任意のフォルダーを右クリックして新規フォルダーを作成することもできます。

[適用]または[設定終了]をクリックする際に書き込み検証を行います。

※各情報の取得/確認の詳細はサービス提供元にご確認ください。

 

OneDrive

Office 365 Business の OneDrive へレプリケーションできます。

処理可能な1ファイルのサイズ上限は15360MBです。

イメージ ファイルがそれ以上のサイズになるとタスクはキャンセルされますので、あらかじめ[高度な設定]-[一般設定]でイメージの分割オプションを設定しておくことを推奨します。

 

認証情報を入力して[接続]ボタンをクリックします。

[ドメイン]には Azure ポータルで確認したドメインを入力します(例:replication.onmicrosoft.com)。

[オブジェクト ID]には Azure ポータルで確認した OneDrive アカウント ユーザーのオブジェクト ID を入力します。

[クライアント シークレット]には Azure ポータルで確認したクライアント シークレットを入力します。

サービスへの接続に成功すると、ツリーが表示されますのでレプリケーション先のフォルダーを指定してください。

任意のフォルダーを右クリックして新規フォルダーを作成することもできます。

[適用]または[設定終了]をクリックする際に書き込み検証を行います。

 

Dropbox

処理可能な1ファイルのサイズ上限は20480MBです。

イメージ ファイルがそれ以上のサイズになるとタスクはキャンセルされますので、あらかじめ[高度な設定]-[一般設定]でイメージの分割オプションを設定しておくことを推奨します。

 

Dropbox Developer でアプリ登録を行って生成したアクセス トークンを入力して[接続]ボタンをクリックします。

サービスへの接続に成功すると、ツリーが表示されますのでレプリケーション先のフォルダーを指定してください。

任意のフォルダーを右クリックして新規フォルダーを作成することもできます。

[適用]または[設定終了]をクリックする際に書き込み検証を行います。

※フォルダーは、Dropbox > Apps > <アプリ名> の下に存在するものを指定できます。フォルダーを指定しない場合は、Dropbox > Apps > <アプリ名> フォルダーにレプリケーションされます。

※アクセス トークン取得の詳細はサービス提供元にご確認ください。

 

Google Drive

処理可能な1ファイルのサイズ上限は10240MBです。

イメージ ファイルがそれ以上のサイズになるとタスクはキャンセルされますので、あらかじめ[高度な設定]-[一般設定]でイメージの分割オプションを設定しておくことを推奨します。

 

認証情報を入力して[接続]ボタンをクリックします。

[クライアント ID]には Google Cloud Platform で生成した OAuth クライアント ID のクライアント ID を入力します。

[クライアント シークレット]には Google Cloud Platform で生成した OAuth クライアント ID のクライアント シークレットを入力します。

[リフレッシュ トークン]には Google Developers で生成したリフレッシュトークンを入力します。

サービスへの接続に成功すると、ツリーが表示されますのでレプリケーション先のフォルダーを指定してください。

任意のフォルダーを右クリックして新規フォルダーを作成することもできます。

[適用]または[設定終了]をクリックする際に書き込み検証を行います。

※各情報の取得/確認の詳細はサービス提供元にご確認ください。

※あらかじめ Google Cloud Platform で Google Drive API を有効化しておく必要があります。