ImageBoot Readme
2017年 4月 25日 改訂
このドキュメントには、 ImageBoot に関する以下の事項が記載されています。本製品をご利用になる前に必ずお読みください。
目次
システム要件
制限事項および注意事項
使用するハイパーバイザーのシステム要件を満たす必要があります。
サポートするハイパーバイザー
- VMware Workstation 10、11、12 Pro
- VMware Player 6、7、12 Player
- Microsoft Hyper-V (Windows Server
2008 R2 の場合、あらかじめ Microsoft .NET Framework 4 以降が構成されている必要があります)
- Oracle VirtualBox 5
サポートするオペレーティング システム(ホスト)
Windows 7 (32ビット、および64ビット)、Server 2008 R2 以降
サポートするオペレーティング システム(ゲスト)
Windows XP (32ビット、および64ビット)、Server 2003 (32ビット、および64ビット)以降
※各ハイパーバイザーの使用条件に準じます。
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仮想マシンをシャットダウンするとハイパーバイザーから起動した仮想マシンは削除され、起動中に適用された変更は現在点のイメージ
ファイルとして以下のように差分イメージ ファイル(*.aix)として保存されます。
例:<インストール フォルダー>\VMAIXFile\<起動元のイメージ ファイル名>_x00001.aix
現在点のイメージ ファイルを起動時に指定したイメージ ファイルの保存先に移動、またはコピーすることで ActiveImage
Protector で操作が可能になります。
※差分イメージ ファイル(*.aix)を使用して起動した場合は、起動時に指定したイメージ ファイルに変更が適用されます。
- バックアップ オプション[イメージ
ファイルをディスク単位で作成する]を有効にして作成したイメージ ファイル以外の複数のイメージ ファイルを使用して、一つの仮想マシンとして起動させることはできません。
- バックアップ オプション[イメージ
ファイルをディスク単位で作成する]を有効にして作成したイメージ ファイルを選択した場合、選択したイメージ
ファイル種別と番号に対応するイメージに含まれるディスクのみを起動する仮想マシンに含めることができます。
ActiveImage Protector でイメージ ファイルの結合、および書き込みマウントによる差分作成を行っている場合はご注意ください。
- ホスト
システムに構成されているハードディスクとディスク署名の競合が発生するディスクを含むイメージは使用できません。
既に起動している仮想マシンに使用しているイメージ ファイルに含まれるディスクも、ディスク署名の競合が発生するディスクです。
- イメージ ファイルを Hyper-V 仮想マシンとして起動する場合、ネットワーク
アダプターを追加しても自動的に仮想スイッチは指定されません。仮想マシンの作成後、任意の仮想スイッチを指定してください。
- 製品のアンインストール時に Au_.exe
がクラッシュし、正常にアンインストールができない場合があります。その場合は、製品を再インストールし再度アンインストールを試行してください。
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起動後にハイパーバイザーで変更した仮想マシンの設定は保持されません。
例:Hyper-V 仮想マシンとして起動した後に割り当てた仮想スイッチの設定
- VirtualBox で Windows 7
以下のバージョンのシステムを起動する場合、ストレージ コントローラーは SCSI
となります。光学ドライブの追加はできません。
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仮想マシンの起動中に本製品、または起動に使用しているハイパーバイザーが予期せぬエラーなどで不正終了した場合は、起動中に変更したデータを格納する差分イメージ
ファイルが破損します。その状態で[最近使用した仮想マシン]リストから当該の仮想マシンの起動を試行すると、エラー1359が表示され起動に失敗します。その場合はリストから当該の仮想マシンを削除し、改めて新規仮想マシンとして起動し直してください。
- Administrator 以外のユーザーで VMware
Workstation
を既に起動している状態で本製品から仮想マシンを起動した場合、その仮想マシンをシャットダウンしても当該の仮想マシンは自動的に削除されません。
- Hyper-V
で起動した仮想マシンでは、[最近使用した仮想マシン]リストから起動する際に前回起動時のネットワーク設定は引き継がれません。
- md イメージから起動する場合、バックアップ元ホストの SAN
ポリシーがオフライン(オフライン共有)に設定されていると、起動した仮想マシンでシステム以外のディスクがオフラインとして認識されます。
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