Hyper-V ホストに、バックアップ イメージから仮想マシンを復元します。
任意の仮想マシンを選択して指定したチェックポイントの状態で復元することができ、復元する仮想マシンごとに設定を編集することもできます。
※チェックポイント ツリーは復元されません。
以下の条件を全て満たして作成されたバックアップ イメージ ファイルを使用する必要があります。
· ActiveImage Protector 2016 for Hyper-V Enterprise 以降のバージョンで作成されていること
· 以下の対象を全て含むイメージ ファイルであること
o システム ボリューム(ディスク)
o 仮想マシンの構成ファイルと仮想ハードディスクのファイルが保存されているボリューム(ディスク)
※ReFS 内に作成されている仮想マシンを復元することはできません。
上記条件に合致しないイメージ ファイルからは復元することはできません。
1. 製品を起動したら[ReZoom it! マイグレーション]を選択して[次へ]をクリックします。
2. 使用するイメージ ファイルを選択してください。
選択したイメージ ファイルを読み込むと、イメージ内の仮想マシンがリストに表示されます。ReZoom 可能な仮想マシンには[ReZoom 可]のカラムに「はい」と表示されます。「いいえ」と表示された場合、その部分をマウスオーバーすると ReZoom が実行できない理由が表示されます。
なお、バックアップ時に稼働中でなかった仮想マシンでは、以下の情報は「<不明>」と表示されます
· OS
· IP アドレス
· DNS
復元する仮想マシンを選択したら[次へ]をクリックしてください。
※一度の操作で同時に復元できる仮想マシンは最大4台までです。
3. 復元先ホストを指定してください。
接続先を指定して必要な認証情報を入力したら[接続]をクリックしてください。ローカル ホストに復元する場合はコンボ ボックから[このホスト]を指定してください。
ホストへの接続に成功したら[次へ]をクリックしてください。
4. 復元する仮想マシンの設定をしてください。
設定は仮想マシンごとに行います。
復元する仮想マシンの以下の設定を変更できます。
· 仮想マシン名
· プロセッサ
· メモリ
復元する仮想マシンのネットワーク設定を変更できます。
[NIC を追加]をクリックすると、ネットワーク アダプターを追加できます。ネットワーク アダプターごとに以下の設定ができます。
· 仮想スイッチ
· IP 設定
選択したチェックポイントの状態で復元を行います。
復元する仮想マシンに関連したファイルを保存する場所を指定します。
指定した接続先ホストのボリュームに以下のフォルダー構造で仮想マシンの構成ファイルと仮想ハードディスクのファイルを保存します。
<選択したボリューム>:\netjapan\rezoom\<仮想マシンのGUID>
[このホスト]を指定した場合、仮想ハードディスク ファイルは指定したフォルダーに保存されますが仮想マシンの構成ファイルは Hyper-V マネージャーで設定されている既定の保存先フォルダーに作成されます。
復元する仮想マシンの設定が終了したら[次へ]をクリックしてください。
5. [ReZoom]をクリックすると処理が開始します。