Windows PE ベースの起動環境を作成するビルダーを開始するには[ユーティリティ]メニューから BE/起動環境ビルダー(Windows PE)をクリックします。
※IT Pro Edition では使用できません。
Windows PE ベースの起動環境を作成するには、あらかじめ作成を実行するホストに Windows ADK、または AIK が構成されている必要があります。
Windows ADK では、以下のコンポーネントをインストールすることが必要です。
· Deployment Tools
· Windows Preinstallation Environment(Windows PE)
ようこそ画面
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Windows PE ツールの選択
作成に使用する Windows PE ツール キットを指定します。ホストが64ビット環境の場合、32ビットの環境も作成することができます。
指定した Windows PE ツール キットの情報も表示されます。
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デバイス ドライバーの追加
起動環境に組み込むデバイス ドライバーを選択します。
現在のシステムに存在するネットワークとストレージのドライバーが検出されて左ペインに表示されます。[INF から追加]をクリックすると、INF ファイルを指定して一覧に無いドライバーを追加することもできます。
追加するドライバーを選択したら[= = >]をクリックして、組込対象に入れてください。組込対象から外す場合は対象を選択して[< = =]をクリックします。
※ネットワークでは有線 LAN(Ethernet)ドライバーのみサポートします。
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環境の設定
表示言語とキーボード タイプ、タイムゾーン、画面解像度を指定します。
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作成タイプの指定
PreBoot 環境を選択すると、ハードディスクから起動する起動環境をシステム ボリュームに作成します。
ISO イメージ ファイルを選択すると、指定したパスに ISO イメージ ファイルを作成します。ISO の作成後 DVD メディアに書き込むことも可能です。
※Windows XP/2003 では[DVD メディアに書き込む]オプションは使用できません。ISO イメージを作成してから、サードパーティ製の書き込みツールを使用して書き込んでください。
USB 起動メディアを選択すると、指定した USB メモリから起動する起動環境を作成します。使用する USB メディアはドライブ文字で指定します。なお、使用する USB メモリの内容は全て消去されますのでご注意ください。
※Windows XP/2003 では作成できません。
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設定の確認
設定内容を確認します。
[戻る]をクリックすると前の設定画面に戻れます。また、ノードをクリックすることで任意の設定に戻ることができます。
[起動環境の作成]をクリックすると確認メッセージが表示され、[OK]をクリックすると作成が始まります。
作成の進捗が表示されます。
起動環境の作成が終了すると以下のメッセージが表示されます。
[OK]をクリックして閉じてください。
PreBoot 環境を作成した場合は、環境設定の[PreBoot 設定]でブート設定を有効にしてください。
スイッチをクリックすると[無効]から[有効]に変更できます。
ブート設定変更後、Windows ブート マネージャーからオプションとして起動可能となります。
エンター キーを押下すると起動します。
起動環境を終了するには[操作]メニューの[終了]からシャットダウン、またはシステム再起動を選択してください。