ActiveImage Protector 4.5 Readme
2017年 3月 28日 改訂
このドキュメントには、 ActiveImage Protector に関する以下の事項が記載されています。本製品をご利用になる前に必ずお読みください。
目次
システム要件
旧バージョンからアップグレードする際の注意事項
ユーザー ガイドとドキュメント
制限事項および注意事項
CPU
Pentium 4、または同等以上の CPU
メモリ
1024MB 必須(2048MB 以上を推奨)
ハードディスク
400MB以上の空き領域が必要
上記に加え、"/var/opt"に以下の領域のための空き容量が必要になります。通常、これらの領域はインストール時に自動的に確保されます。
- スナップショット作業領域として、"/etc/fstab"に設定されているデバイスの総容量の3%の空き容量(重複排除圧縮時もこの領域を使用)
- 増分バックアップ時のビットマップ作成領域として、"/etc/fstab"に設定されているデバイスの総容量の0.01%の空き容量
DVD-ROMドライブ
製品インストール(製品起動)とBoot Environment(起動環境)の起動に必要
ディストリビューション
Red Hat Enterprise Linux
- Red Hat Enterprise Linux 7.0
- Red Hat Enterprise Linux 6.0 - 6.7 (i386、x86_64)
- Red Hat Enterprise Linux 5.0 - 5.11 (i386、x86_64)
CentOS
- CentOS 7.0
- CentOS 6.0 - 6.7 (i386、x86_64)
- CentOS 5.0 - 5.11 (i386、x86_64)
- インストーラーの実行時に「許可がありません」と表示される場合は、以下のコマンドから再マウント後、インストールを再試行してください。 (デバイス名は /media/AIPxx_Linuxなど)
# mount -o remount,exec <デバイス名>
- 下記のモジュールがセットアップされていない環境では、本製品のセットアップを開始する前に、システムの yum コマンド、もしくは rpm コマンドにより、下記に対応する RPM パッケージをセットアップする必要があります。
libstdc++.i686、libuuid.i686、glibc.i686、zlib.i686
※詳細は、ドキュメントの セットアップに必要なパッケージのインストール を参照してください。
- Linux Ext4 に対応していない環境では 2TB 以上のディスクをバックアップすることはできません。システムの yum コマンド、もしくは rpm コマンドにより、下記に対応する RPM パッケージをセットアップする必要があります。
e4fsprogs
- GUI を起動する場合には下記モジュールがセットアップされている必要があります。GUI を起動する前に、システムの yum コマンド、 もしくは rpm コマンドにより、下記に対応する RPM パッケージをセットアップする必要があります。
libxcb.i686、libXrender.i686、libXext.i686、libXau.i686、libX11.i686、libSM.i686、libICE.i686、glib2.i686、freetype.i686、fontconfig.i686、expat.i686
※詳細は、ドキュメントの セットアップに必要なパッケージのインストール を参照してください。
- 本製品にはローダブル カーネル モジュールが含まれるため、出荷後にリリースされた最新のカーネル バージョンでは動作しない可能性があります。本製品のインストール前、およびカーネルの更新を行う前に、評価済みカーネル一覧をご確認ください。
※詳しくは
こちらをご参照ください。
ファイル システム
Linux Ext2、Linux Ext3、Linux Ext4、Linux Swap、Linux LVM(ボリューム グループおよび論理ボリューム)、Linux RAID
※Linux RAID は dmraid による RAID については 対応していません。
※XFS はフル セクター バックアップのみ対応します。スマート セクター バックアップでのイメージは正常に復元できません。
※上記以外のファイル システムのイメージ ファイルは、フル セクター バックアップにより取得可能です。
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4.5.0 および 4.5.1 からの引継ぎ
- 旧バージョンがインストールされている環境で本製品のインストールを行うと、自動で旧バージョンのアンインストールが行われ、本バージョン(4.5.2)がインストールされます。"Do you want to keep current configuration?"で画面で"Yes"を選択した場合は、現在のプロファイルやスケジュールなどや他の設定が引き継がれます。"No"を選択した場合は、これらの情報はシステム上から削除され引き継がれません。
- 旧バージョンをアンインストールしてから本バージョンをインストールする場合は、旧バージョンのインストーラーではなく、本バージョンのインストーラーを使用してください。
- 旧バージョンから本バージョンへ移行した場合でも再起動は不要です。
4.0 および 4.1 からの引き継ぎ
3.5 以前のバージョンからの引き継ぎ
-
3.5 以前のバージョンから現在の設定を保持してアップグレードした場合、設定やプロファイルなどは"*.ini.3x"(バージョン3.x)または"*.ini.2x"(バージョン2.x)にリネームされて保持されます。アップグレード後、以下の方法でそれぞれから引き継ぐことができます。
設定の引き継ぎ
vi コマンドなどを使用して"aip.ini.3x(2x)"を開き、引き継ぎを行いたい個所のパラメーターをコピーして、"aip.ini"の該当する個所にペーストしてください。
プロファイルの引き継ぎ
プロファイルの形式が本バージョンから変更されているため、3.5 以前のバージョンで作成されたプロファイルの引き継ぎは行えません。3.5 で作成したプロファイルは"/opt/NetJapan/profiles"に"*.ini.3x(2x)"として保存されているので、vi コマンドなどで参照することは可能です。
アクティベーション情報
- 4.1 以前のバージョンからのアップグレードした場合、アクティベーション済みの場合でも、再アクティベーションの処理が必要になります。
- 4.5.0 および 4.5.1 のバージョンから本バージョンへアップグレードした場合、アクティベーション済みの場合はアクティベーション情報は引き継がれます。
バックアップイメージの互換性
- 本バージョン(4.5.2)で作成したバックアップ イメージは、バージョン 4.5.1 以下の旧バージョンで扱うことはできません。
- 本バージョン(4.5.2)では、旧バージョンで作成されたイメージをサポートします。
- 3.5 以前のバージョンの LVM イメージは GUI の復元ウィザードでは復元できません。その場合、ターミナルを起動し、旧バージョンに対応した CUI の復元ウィザードを以下のコマンドからご使用ください。
#/opt/NetJapan/aiprestore_lvm_35
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日本語のユーザーガイドとドキュメントは、製品メディアの[Doc]-[ja]フォルダーに収録されています。
ドキュメント
- Index.html:本ドキュメントやリリース ノート、テクニカル サポートの案内などをご覧いただけます。
ユーザー ガイド
[ja]内の[Guide]フォルダーに下記のユーザー ガイドが収録されています。
- GUI_Backup-Restore_Guide.pdf:ActiveImage コンソール(GUI)を使用したバックアップ、リストア ガイドです。
- CUI_Backup-Restore_Guide.pdf:aipmng(CUI)を使用したバックアップ、リストアガイドです。
基本事項
バックアップと復元
バックアップ
復元
オフサイト レプリケーション
イメージ操作
その他
リモート接続
ActiveImage Boot Environment
重複排除圧縮を使用してバックアップを実行する際の注意点
aipmng_による操作(CUI)
- CD-R/DVD-R などの光学メディアやテープ デバイスに直接バックアップを保存することはできません。
- CD-R/DVD-R などの光学メディアに書き込んだイメージからのイメージのマウント、イメージの結合、およびイメージのアーカイブ作成はできません。
- トラッキング設定がデフォルトの"一時的な変更トラッキング"の場合、システムの再起動によりトラッキング情報がクリアされます。そのため、システム再起動後の初回増分スケジュール実行では、フルバックアップ イメージ ファイルが作成され、その後増分バックアップが実行されます。
システム再起動後も増分バックアップを継続する場合は、[環境設定]-[トラッキング設定]で"持続的な変更トラッキング"を選択してください。なお、この設定を行うためには必要容量を満たすアンマウント状態のボリュームが必要になります。
- トラッキング対象のボリュームを増やす場合は、/etc/fstab に追加するボリュームを追記後に本製品を再構成してください。
- トラッキング対象のボリュームとしてサポートしている形式は /etc/fstab に記載されている以下の3つの形式となります。fstabのファイルタイプをautoに指定した場合、トラッキング対象のボリュームとして認識できませんので、必ず指定しているファイルタイプを記載してください。
- Block special file name
- UUID=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx
- LABEL=volume-label
- 3.5 以前のバージョンで使用していた差分スケジュール、Do disk based backup については4.0 以降のバージョンでは使用できません。また LVM のバックアップ方式もバージョン 4.0 から変更になりましたので、該当のスケジュールを引き継ぐ場合には必ずスケジュールの編集を行って更新するか、再作成を行ってください。
- 本製品は、fdisk コマンドにより未初期化状態として認識されるディスクを、つぎのタイミングで初期化します。RAW デバイスとして利用されているなど、パーティションが割り当てられていないディスクが接続されている場合は、初期化処理により先頭セクターの内容が変更される場合があります。この条件に該当するディスクでは、パーティションを作成し、パーティションを RAW デバイスとして利用することで、データの消失を回避することができます。
- コマンド `aipcontrol diskinfo` の実行時
- バックアップ タスクの実行開始時
- 復元ウィザードの開始時
- GUI の開始時
- バックアップ元と異なるセクター サイズのディスクに復元することはできません。
- システムに接続されているストレージが多い場合、ActiveImage コンソールの起動に時間がかかります。
- 本製品がサポートする最大ディスク数は1システムあたり合計31台です。ボリュームの上限は、ディスク一台につき24ボリュームです。
- Boot Environment(起動環境)の iso を作成するためには、システムにあらかじめ mkisofs が構成されている必要があります。
- ActiveImage コンソールを日本語表示する場合のデフォルト フォントは「IPA P ゴシック」です。システムにあらかじめ構成されていない場合は、構成してからご使用されることを推奨します。
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- インストール時にスナップショット除外領域を作成できなかった場合は、インストール後[環境設定]-[スナップショット設定]から作業領域を作成する必要があります。この領域を作成しない場合、スナップショットを使用したバックアップや重複排除圧縮を使用したバックアップに失敗する場合があります。
- バックアップ可能なボリュームの最大サイズは15TBです。例えば20TBのディスクの場合に、10TBと10TBに区切られている場合はディスクおよびボリューム単位でバックアップできますが、20TB単一でボリュームを区切られれている場合はバックアップできません。
- 本製品はバックアップ時に OS のループバックデバイスを使用します。そのため、バックアップ対象のボリューム数に応じてループバック デバイス数を変更する必要があります。バックアップに必要なループバック デバイス数はバックアップ対象のボリューム数+2となります。必要な場合は以下を参考にループバック デバイス数を変更してください。
OS起動時にループバックデバイス数を16にする場合は以下コマンドを /etc/rc.local に追加します。
MAKEDEV -m 16 /dev/loop
- 指定された実行時刻の5分以内に作成されたスケジュールの初回のタスクは実行されません。
- バックアップ中にマシンが再起動した場合、実行中のバックアップは自動的に再開されません。この場合は、再度バックアップを実行する必要があります。
- スケジュールの編集によりイメージ ファイルの保存先が変更された場合、新規の保存先に作成されるイメージ ファイル セットと以前の保存先に作成されたイメージ ファイルのセットのファイル名が重複することがあります。イメージ ファイルの整合性と連続性は、単一の保存先のイメージ ファイル セットにおいて保証されます。
- USB 外付け HDD などのリムーバブル ディスクを保存先にしたバックアップでは、タスクを中断中にリムーバブル ディスクを取り外さないでください。再接続後、タスクを再開してもタスクは失敗します。
- バックアップ イメージ ファイルの保存先は、バックアップ元以外の HDD、またはネットワーク共有フォルダーを指定することを推奨します。バックアップ元と同じ HDD を保存先とする場合は、スナップショット作業領域を作成されるイメージ ファイル サイズ以上に拡大する必要があります。また、タスク終了までに時間がかかります。
- [フォルダーの選択]で、静的 IP
アドレスが割り当てられたホスト上の共有フォルダーへログインできない場合があります。その場合は、IP アドレスでホストを指定してください。
- 環境設定の重複排除設定で、重複排除オプション「バックアップ ウィザードでの[通常圧縮]の設定でバックアップを継続する」を有効にした場合は、ActiveImage コンソールを再起動してください。再起動を行うまで、バックアップ ウィザードで当該の設定は規定で有効になりません。
- XFS に構成されたシステムは、バックアップ時に必ず[高度な設定]で「イメージに未使用のセクターを含める」を有効にして取得してください。このオプションを無効にして作成したバックアップ
イメージから復元したシステムは起動に失敗します。
- Red Hat Enterprise Linux 5、および CentOS 5 の環境では、[環境設定]-[トラッキング設定]で「持続的な変更トラッキング」を有効にしていても、システム再起動後の増分イメージ作成を継続できません。その場合、フルバックアップ イメージが作成されます。
- Red Hat Enterprise Linux 5、および CentOS 5 の環境で、e4fsprogs をインストールし構成した Linux Ext4 ボリュームにはスナップショット作業領域を作成することはできません。Linux Ext3 ボリュームを指定して作成してください。
- バックアップ ウィザードの[確認]にタスク終了後の追加操作の設定は表示されません。
- スケジュールが正常に動作しない場合はサービスを再起動することで改善する場合があります。製品メディアの [utility] フォルダーにあるスクリプト [service_stop_start.sh] を任意の場所に保存し、ターミナルで実行してください。
# bash service_stop_start.sh
- バックアップ タイプ[LVM]で作成されたイメージ ファイルを復元イメージとして選択すると、同時に作成されたイメージ ファイルが全て選択されます。
- ボリューム単位でスワップ領域の復元はできません。
- mdadm により構成された Software RAID(mdraid)ディスクへのボリューム単位での復元ができない場合があります。その場合は下記のコマンドから aipmng(CUI)を使用して復元を実行してください。
# aipmng --restore
- LVM システムの復元先ディスクの内容は、復元処理の開始時に完全に消去されます。既存のボリュームが存在する場合、復元処理を実行する前にかならずバックアップを取得してください。
- LV が2つ以上存在する VG の最後尾以外の LV に上書き復元する場合、復元処理後は復元した LV がディスクマップの最後尾に表示されます。
- マウント済みボリューム、ブートボリューム、PV、mdraid 構成ボリュームを復元先とすることはできません。ActiveImage コンソールを起動した状態でローカルシステムにマウントされていたボリュームを復元先とする場合は、システムでアンマウントを行った後[表示]メニューの[最新の情報に更新]を実行してから実行してください。
- 既存のボリュームへ上書き復元を行う場合、復元ウィザードの[確認]の[復元先:]に「未割り当て領域」と表示されます。
- 「タスクログも一緒に削除する」オプションを無効にしていても、[ダッシュボード]-[タスクログ]の内容は削除されます。
- ホストの接続設定でポート番号を変更するとエージェントに接続できなくなる場合があります。その場合はシステムを再起動してください。
- 復元したパーティションがディスクマップ上で Unknown と表示される場合があります。「最新の情報に更新」をクリックして画面を更新してください。
- バックアップウィザードで「戻る」を押して再度項目を選択しなおした場合に、以前の項目に関する警告が表示される場合があります。
- 復元ウィザードで mdadm により構成された Software RAID(mdraid)のバックアップ イメージを参照すると Basic disk として表示されます。表示上の問題のため復元後は Software RAID(mdraid)として正しく認識されます。
- イメージファイルの選択画面で分割ファイル(CHNK ファイル)が表示されますが、選択しないでください。選択するとコンソールがクラッシュする場合があります。
- トラッキング対象となっているボリュームに対して上書き復元を実行した場合に、復元によって発生した書き込みもトラッキング対象に含まれてしまうため、復元後の最初の増分バックアップではイメージサイズが大きくなります。復元後にフルバックアップを実行または、次の増分スケジュール開始前に下記コマンドで該当のトラッキングされているデバイスを再起動する事でこの現象を回避することができます。トラッキング再起動後の初回のスケジュールはフルバックアップが実行されます。
#/etc/aipsnap disable_tracker <ブロックデバイス名>
#/etc/aipsnap enable_tracker <ブロックデバイス名>
- RedHat5およびCentOS5の環境では、udev.rules によりマップされたブロックデバイスを予めマウントしていない場合、バックアップ対象として認識することができません。一度マウントした場合には、その後アンマウントした場合でもバックアップ対象として認識されます。
- パーティショニングせずに構成したボリュームへの上書き復元はできません。
- ボリューム単位の復元で、論理ボリュームとして復元することはできません。
- ボリューム単位の復元で空き領域へ復元する場合は、復元対象ボリュームよりも大きな空き領域を指定する必要があります。
-
オフサイト レプリケーションで WebDAV、FTP、SFTP、Amazon S3 をターゲットとする場合、イメージ
ファイルの保存先、またはレプリケーション先に半角英数字以外の文字が使用されたパスは使用できません。
-
レプリケーションが有効となっているスケジュール バックアップの保存先に存在するイメージ
ファイルを、バックアップ元以外のホストで結合する場合は以下の点にご注意ください。
-
レプリケーション
オプション「常にイメージ ファイル保存先と同じ状態にする」を有効にしてください。このオプションを有効にしていない場合、結合実行後、レプリケーション先のイメージ
ファイル セットの整合性が保持できなくなります。
-
バックアップ元以外のホストで結合後、保存先でイメージ番号が変更されたファイルがレプリケーション先の同名ファイルとファイル
サイズが一致する場合は、レプリケーション対象となりませんのでご注意ください。
-
レプリケーション
ターゲット上のイメージファイルを結合する場合は「このターゲットでイメージ ファイルの結合を許可する」を有効にしてください。なお、このオプションを有効にしたバックアップでは以下の制限がかかります。
-
レプリケーション対象となるのは新規作成されたイメージ
ファイルのみとなります。本オプションを有効に設定したターゲットに対しては、その他のレプリケーション オプションを使用することはできません。
-
バックアップ保存先での結合処理はできません。
※ 本オプションを無効、またはスケジュールを削除することで上記の制限は解除されます。
※ 本オプションを有効にしていないレプリケーション ターゲット上のイメージ
ファイルを結合した場合、その他のレプリケーション オプションの設定状況により、ターゲット上のイメージ ファイル
セットの整合性は維持されなくなる場合がありますのでご注意ください。
例:「常にイメージ ファイル保存先と同じ状態にする」有効時に、ターゲット上での結合結果が保存先の状態に上書きされる
-
SFTP をターゲットにする場合、SSH1 プロトコルを使用して認証を行う SSH サーバーには対応しません。
-
SFTP ターゲットへのレプリケーションは、サードパーティのクライアント ツールを使用してアップロードを行う際よりも時間がかかります。
-
Amazon S3 をターゲットにする場合、システムにあらかじめ AWSCLI
が構成されている必要があります。AWSCLI の構成方法については Amazon ウェブ サービスでご確認ください。
- ダッシュボードのスケジュール情報にレプリケーションの設定情報は表示されません。
- 本製品でレプリケーション設定の「このターゲットでイメージ ファイルの結合を許可する」を指定して作成したイメージを ImageCenter LE で追加した場合は、レプリケーションやコンソリデーションのタスクとして指定できません。
- ImageCenter LE を 本製品 のレプリケーション オプションと併用する場合の推奨オプションは以下になります。
- このターゲットでイメージファイルの結合を許可する: オフ
- ポリシー - 新規に追加されたファイルのみ複製する: オン
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- [イメージのマウント]では、以下のボリュームのファイル システムが「Unknown」として認識されます。
- GPT ボリューム
- 過去のバージョンで作成したイメージ ファイル内のボリューム
- 複数のボリュームを持つバックアップ イメージの一部を読み取り専用でマウントしている場合は、他のボリュームを書き込み可でマウントしても aix ファイルは作成されません。
- マウントドライバーが正しく適用されていない環境でマウントを行うと [19] Unknown AIP error が表示されます。
- イメージ エクスプローラーの操作ログがタスク ログに記載されません。
- ローカル システム上にマウントしていないネットワーク フォルダーのイメージの結合、およびアーカイブ化で指定した最新の増分イメージ ファイルの時点までに削除されたデータがある場合でも、削除されたデータ サイズ分の縮小がされず、処理後のイメージ サイズが肥大化してしまう場合があります。
- バックアップ イメージ内の XFS ボリュームをマウントすると Unkowon AIP error が表示される場合があります。
- イメージ エクスプローラーでファイル情報部分の高さをマウス操作で変更すると、"詳細"と"ディスクマップ"のボタンが表示されなくなります。
- 「強制的にマウント解除」オプションを使用しても正常にアンマウントができない場合があります。
- 読み書き可能でマウントしたイメージから作成されたaixイメージをマウントすることはできません。
- 同一世代におけるイメージの関連性が途切れているイメージについてはイメージ関連の操作はできません。
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- [イメージ ファイルを開く]または[フォルダーの選択]ダイアログでファイル/フォルダーのコピーを行った場合は、必要に応じてコピーした対象のパーミッション、所有ユーザー/グループ、SELinux コンテキストなどの拡張属性を変更してください。
- ActiveImage コンソールを起動した状態でローカルシステムにマウントしたボリュームは、環境設定のトラッキング設定で、設定可能ボリュームとして表示されます。システム起動後にボリュームをローカルシステムにマウントした場合は、ActiveImage コンソールを再起動してください。
- [サポート情報の作成]では"/"を指定することはできません。
- バックアップ ウィザードでコメントを入力した場合に、バックアップ サマリの表示で改行されて表示される場合があります。
- Wheel group に所属しているユーザーで ActiveImage Protector CLI のメニューを呼び出す事はできません。
- Red Hat Enterprise Linux 7、および CentOS 7 の環境では ActiveImage Protector CLI をメニューから起動することはできません。
- Red Hat Enterprise Linux 7、および CentOS 7 の環境ではバックアップのコメント等、GUIで日本語入力することはできません。
- Red Hat Enterprise Linux 7、および CentOS 7 の環境では Firewalld が disable の場合、製品インストールに失敗する場合があります。
- E メール通知を行う場合は[環境設定]-[Eメール通知設定]で「SMTPサーバーの使用」を有効にしてください。
- Red Hat Enterprise Linux 7、および CentOS 7 の環境では kernel アップデート後の起動時に自動的にドライバーをダウンロードしません。
- [環境設定]-[コンソール設定]の「前回起動時のウィンドウサイズと位置を記録する」 オプションが正常に動作しない場合があります。
- インストール時にアクティベーションを行う場合、ユーザー名にスペースが入っているとアクティベーションに失敗します。スペースを使用したユーザー名でアクティベーションを行う場合は GUI から実行してください。
- 大量のタスク ログが蓄積されている場合、ActiveImage コンソールの起動に時間がかかる場合があります。
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- ActiveImage コンソールからリモート ホストに接続するためには、以下の設定をあらかじめ行っておく必要があります。
リモート ホスト(被管理側)
下記の TCP/UDP ポートを ファイアウォール(iptables)の例外として設定する必要があります。
インストール時に"Set firewall exception"にチェックを入れることで、自動的にこれらのポートに対する例外設定が設定されます。
- TCP ポート 48236(リモート接続)
- UDP ポート 48238(リモート接続)
- UDP ポート 137(共有フォルダーのブラウズ)
system-config-firewall(GUI のファイアウォール設定ツール)でファイアウォール設定する場合は、インストーラーでポートを空ける必要はなく、手動で以下のポートを開けてください。
- TCP ポート 48236
- UDP ポート 48238
- UDP ポート 137
ActiveImage コンソール(管理側)
インストール時に"Set firewall exception"にチェックを入れることで、自動的に以下のポートが例外としてファイアウォール(iptables)に設定されます。
system-config-firewall(GUI のファイアウォール設定ツール)でファイアウォール設定する場合は、手動でこのポートを開けてください。
Windows 管理コンソールのインストール時は、インストーラーで必要な設定を行います。
- 旧バージョンへのリモート接続時に4.5のメニューが表示されてしまいます。
- リモート接続時は、以下の内容がリアルタイムに更新されません。
- ダッシュボードのスケジュール情報
- イメージ管理でイメージ削除を実行後のイメージ リスト
- 異なるセグメント間でのリモート接続で、接続先のホストがホスト リストに存在しない場合は、接続先ホストの IP
を直接入力して指定することで接続をすることが可能です。 Windows Server 2008 R2 の net share
で接続する場合は、ファイアウォールで Netlogon Service の許可が必要となる場合があります。
- 旧バージョン(4.0/4.1)へのリモート接続時には接続先バージョンで実行可能なコマンドのみ使用可能です。
- リモート接続した場合、イメージ エクスプローラーの削除機能がコンテキスト メニューから使用できません。
- リモート ホストへの接続画面で IP アドレスのソートが正しく機能していません。
- リモート接続した場合、増分イメージをマウントして作成されたaixイメージをマウントできません。
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- Red Hat Enterprise 5、または CentOS
5 で"-noefi"オプションを指定して作成した環境は、EFI ブートに対応していません。
- BIOS ブート環境上で、ActiveImage Boot
Environment 起動中にキーボード操作を行うと不要なコントロールが表示され、そのまま起動しない場合があります。その場合は、Enter
キーを2回以上押下することで ActiveImage Boot Environment を起動させることができます。
- 日本語の入力はできません。
- ヘルプの参照はできません。
- Hyper-V の第2世代の仮想マシンで起動する場合は、仮想マシンのファームウェア設定で「セキュア ブートを有効にする」を無効にする必要があります。
- 暗号化されたシステムの VolGroup は正しく認識できません
- 復元時のファイル選択やイメージ エクスプローラーでは、ファイルやフォルダーの更新日時は UTC で表示されます。
- タスク後の追加処理オプションはサポートしていません。
- Intel RAIDで構成された環境 についてはVolGroup を 正しく認識できません。また、LVM構成のイメージをGUIから復元することができません。復元を実行する場合は以下のようにコマンドから復元を行ってください。
# /opt/NetJapan/aipcontrol restorelvm [ディスク イメージ名] [VolGroup イメージ名] [IntelRAID デバイス名]
- 重複排除圧縮を使用したバックアップでは、規定で"/tmp"を一時作業フォルダーとして使用します。重複データが"/tmp"の容量以上となる場合は、バックアップ
ウィザードのステップ2[保存先の指定]で、重複排除圧縮の一時作業フォルダーを変更することができます。
- 重複排除圧縮の一時作業フォルダー変更のダイアログを開いて、キャンセルで閉じた場合は "/" が設定されます。
- 重複排除オプションの「[通常圧縮]の設定でバックアップを継続する」は動作しません。
トピックのトップに戻る
-
レプリケーション設定を有効にしたバックアップの実行、およびバックアップ スケジュールの作成はできません。
- 空き領域へのボリューム/LV 単位の復元はできません。
- mdadm により構成された Software RAID(mdraid)ボリュームを、"Restore a partiton"で復元を試行すると"-553 No open file"が発生します。mdraid ボリュームを復元する場合は下記のコマンドから実行してください。
# aipcontrol restorevolume <image path> <md dev path>
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