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2020年 11月 10日 改定
本製品をご利用になる前に必ずお読みください。
目次
基本事項
初期設定
ダッシュボード
クライアント リスト
プッシュ インストール
エージェント設定
デプロイ
サイト設定
ファイル復元
Web コンソール
補足事項
- ActiveImage Protector バージョン3.5 がインストールされているクライアント/エージェントは管理/操作できません。
- サポート期限が切れているプロダクト キーを適用しているエージェントの管理/操作はできません。
- E メール通知機能は ActiveVisor の設定が常に優先されます。エージェントで E
メール通知が設定されていても、ActiveVisor から[ActiveVisor
を使用してメールを送信する]を有効にしたタスクや設定をデプロイ、またはエージェント設定を直接変更した場合、エージェントの E
メール通知設定の内容はクリアされエージェントからメールが通知されない状態となります。
再度エージェントから E メール通知を行う場合は、ActiveVisor のエージェント設定で[カスタム設定を使用する]を選択/設定し直してください。
- 表示言語を変更するとコンソールが再起動します。
- Linux Editon はバージョン2016 以降のエージェントで以下の操作のみをサポートします。
- タスクのステータス確認
- エージェントで作成されたタスクの実行、キャンセル、一時停止、再開、削除
- オフライン ライセンス バンドルを取得する場合は以下の事項に注意してください。
- オフライン ライセンス バンドルを取得すると ActiveImage Protector のプロダクト
キーは恒久的に取得を行った ActiveVisor のインストール環境に紐づけられます。他の ActiveVisor
や、単体インストール環境でこれらのプロダクト キーを使用することはできません。
- 同一のプロダクト キーで再度オフライン ライセンス バンドルを発行することは可能です。その場合は対象となる
ActiveVisor 内から申請用URLを発行して処理を行ってください。ただし、異なる
ActiveVisor のインストール環境用に再発行した場合は旧環境への紐づけが無効になります。
- ライセンスやサポートの期限が切れているプロダクト
キーを適用しているエージェントの管理/操作はできません。その場合はオフライン ライセンス バンドルの再発行による情報更新が必要です。
- 同一ネットワーク内で複数の ActiveVisor を運用している場合は ActiveVisor
同士の間接通信でプロダクトキーの管理権保有者が自動的に決定されます。ActiveVisor
同士が通信できないネットワーク構造を採用している場合は動作が不確かになる場合があります。
- プロダクト キーの紐づけ状態を解除してオンライン環境や、単体インストール環境で使用できるようにしたい場合はテクニカル
サポートにご連絡ください。
- その他の注意事項・ライセンス契約上の制限についてはライセンス契約書をご確認ください。
- インターネット オフラインモードからインターネット
オンラインモードへの切り替えを行うためには、初期設定画面を表示する必要がございます。また、その際、設定を保持せずにアンインストールを行う必要がございます。
- 管理可能なクライアント数は200台までです。
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サイト認証情報
Active Directory
-
クライアント/エージェントの管理を行うためには、ドメインの Administrator、または Domain Admin グループのユーザーを設定してください。
-
ドメイン名はフルパスで指定してください。
-
ドメインに参加していないホストから探索を行う場合、そのホストが指定したドメイン名を名前解決できないとコンピューターは検出されません。
Windows ネットワーク
- クライアント/エージェントの管理を行うためには、ビルトイン Administrator を管理用認証情報として設定してください。
- Windows の機能で[SMB 1.0/CIFS
ファイル共有のサポート]が無効なホストから探索を行った場合は、ActiveImage Protector
がインストールされているコンピューターのみが検出されます。また、コンピューター側でこの機能が無効な場合は探索で検出されません。
- オフラインとなっているコンピューターが検出されると[イベント ビューアー]-[Windows
ログ]-[システム]にエラー 10006が記録されます。
- ActiveDirectoy と Windows ネットワーク 両方を設定する場合は、ActiveDirectoy の Administrator
アカウントでローカル コンピューターも管理できる状態にしておくことを推奨します。
ハイパーバイザー
- ハイパーバイザーのみを登録した場合、次回コンソール起動時には再度初期設定画面が表示されます。
- ハイパーバイザーのみを登録した場合、[クライアント]タブのエージェントレス クライアント
リストに仮想マシンがリストされるまでに時間がかかる場合があります。
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操作モード
インターネット オンライン モード
- 管理対象のエージェントからアクティベーション要求がされると ActiveVisor は NetJapan
のアクティベーション サーバーと接続してアクティベーションを代行します。ActiveVisor がアクティベーション
サーバーと接続できない場合は、アクティベーションに失敗しますのでご注意ください。
- ダッシュボードの[インターネット接続]がオフラインとなっている場合は NetJapan のアクティベーション
サーバーと接続できていないことを示します。アクティベーション
サーバーがメンテナンス状態以外の場合でオフラインとなっている場合は、ネットワーク設定をご確認ください。プロキシ
サーバー経由でインターネット接続している場合は[サイト設定]-[一般]からプロキシの設定ができます。
インターネット オフライン モード
- 複数のオフライン モードで動作する ActiveVisor
ホストに管理されているエージェントは、最後に作成されたオフライン ライセンス
バンドルを使用しているホストにアクティベーションを要求します。そのホストに接続できない場合は、アクティベーションに失敗しますのでご注意ください。
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- [グループ]には以下が表示されます。
- Active Directory が探索対象に含まれている場合:ドメイン名
- Windows ネットワークのみを対象にしている場合:「Workgroup」
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エージェント ベース クライアント リスト
-
リストの情報に不整合が見られる場合は、一度対象のコンピューターを[管理対象外]へ移動した後、再度[管理対象]へ移動を行ってください。
-
起動している ActiveImage Protector 未インストールのコンピューターが「オフライン」と表示される場合は、そのコンピューターのファイアウォール設定で[Windows Management
Interface(WMI)]を許可するように設定を変更してください。
グループ ポリシーでファイアウォール設定を定義している場合は[ネットワーク]-[ネットワーク接続]-[Windows
ファイアウォール]で、[着信リモート管理の例外を許可する]を有効にしてください。
- 管理対象へ移動したコンピューターに ActiveImage Protector
がインストールされていても、リスト左のアイコンが緑(接続済みクライアント)とならない場合は以下を確認してください。
- 初期設定で指定した認証情報で接続可能であること
接続できない場合は、そのクライアントを選択して右クリック メニューから[認証情報の変更]から認証情報を変更して接続を行ってください。
- コンピューターのファイアウォール設定で[Windows Management Interface(WMI)]が許可されていること
グループ ポリシーでファイアウォール設定を定義している場合は[ネットワーク]-[ネットワーク接続]-[Windows
ファイアウォール]で、[着信リモート管理の例外を許可する]を有効にしてください。
- 以下の状態の場合、フィルター「クラスター」で正しくクライアントが分類できない場合があります。
- サイト設定のネットワーク認証で ActiveDirectoy と Windows ネットワーク 両方が有効
- それぞれ別の管理者アカウントが設定されている
エージェントレス クライアント リスト
- エージェントレス バックアップの対象となる Microsoft Hyper-V と VMware ESXi
の仮想マシンのみがリストされます。
- HyperAgent のローカル コンピューターでエージェントレス バックアップ タスク(HyperBack
タスク)を削除してもリストには反映されません。
- [アラート][サポート期限]のカラムは動作していません。
- 新規登録したハイパーバイザーの仮想マシンはネットワーク探索が実行されるまでリストされません。
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- コンピューターのファイアウォール設定で[ファイルとプリンターの共有]が許可されている必要があります。
グループ
ポリシーでファイアウォール設定を定義している場合は[ネットワーク]-[ネットワーク接続]-[Windows ファイアウォール]で、[着信ファイルとプリンターの共有の例外を許可]を有効にしてください。
- [ActiveImage マウント]コンポーネントがインストールされていない状態から、アップグレード
インストールで[コンポーネントの変更をしない]を選択して実行しても、アップグレード後は[ActiveImage
マウント]コンポーネントがインストールされた状態となります。
- Update 6 以前のバージョンから Update 7 以降のバージョンへプッシュ
アップグレードを行う場合は、先にプッシュ アンインストールを行ってからプッシュ インストールを行ってください。
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- PreBoot 設定の操作はできません。
- 機能ロックは ActiveImage Protector 2018 SP2 以降のバージョンでのみ動作します。
- 機能ロックを変更後、ダイアログ再表示時に前回の内容が正しく表示されない場合があります。
- グループ ポリシーの[ソフトウェア インストール]機能を使用し ActiveImage Protector
を割り当てたコンピューターでは、ローカル ユーザーによるアンインストールをロックできません。
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- [クライアント]-[エージェント ベース]リスト左のアイコンが緑(接続済み)となっていないコンピューターのエージェントへはデプロイできません。
- デプロイ先の ActiveImage Protector に存在しないオプションは動作しません。
- デプロイ先のエージェントから保存先にアクセスできない場合はデプロイに失敗します。
バックアップ(エージェント ベース)
- クライアントのディスク情報が正しく取得できていない場合はデプロイに失敗します。その場合は対象のコンピューターを一度管理対象外に移動した後に再度管理対象へ移動し、ディスク情報が正しく取れているかを確認してください。
- エージェント ベース バックアップ タスク/スケジュールのデプロイで、「既存のタスクと競合が発生した場合」オプションは動作していません。
エージェントレス バックアップ
- タスクはスケジュールとセットでデプロイしてください。
-
指定したエージェントですでにバックアップ対象となっている仮想マシンを対象にしたを試行すると-301エラーで失敗します。
-
同一の仮想マシンを対象にしたタスクを異なるエージェントにデプロイしないでください。複数のエージェントから同一の仮想マシンをバックアップ対象にすると、増分バックアップが正しく作成できなくなります。
スケジュール
- [プロファイル タイプ]-[エージェントレス バックアップ]は動作しません。
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- 次の設定は項目を追加/削除すると即時に反映されます。
- ストレージ デバイス
- ハイパーバイザー
- ネットワーク認証で ActiveDirectoy と Windows ネットワーク
両方を設定する場合は、ActiveDirectoy の Administrator アカウントでローカル
コンピューターも管理できる状態にしておくことを推奨します。
- ハイパーバイザーの設定で、Microsoft Hyper-V 以外は登録したホストの認証情報の変更はできません。変更する場合は、一度削除してから再度登録してください。
- ハイパーバイザーの設定で、Citrix Hypervisor を登録する場合はあらかじめ対象のホストに libvirt
が構成されていて、ファイアウォールでポート16509への接続が許可されている必要があります。ホストで接続ポートを変更している場合はサポート対象外となります。
- ハイパーバイザーの設定で、Nutanix Acropolis を追加する場合は CVM を 接続先に指定して
Prism の認証情報を指定してください。
-
ハイパーバイザーの設定で、[エージェントレス]を無効にしてもそのハイパーバイザーの仮想マシンのバックアップ スケジュールは削除されません。
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-
ファイル復元タスク実行中に新規タスクを作成を試行するとイメージのマウントに失敗したり、実行中のタスクの処理が遅くなったりすることがあります。
- 復元時はイメージを iSCSi ディスクとしてシステムにマウントします。使用する iSCSI
ポートを変更する場合は以下のパスにある iSCSInitCtrl.exeを実行して変更してください。
C:\Program Files (x86)\NetJapan\iSCSI Server
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- SSL 証明書を使用する場合は、インストール
フォルダー内の「SSL-Certs」フォルダーにコピーしてください。
※このフォルダーは[SSL を有効にするポート]を無効にすると削除されます。
- 以下の機能は動作しません。
- テンプレートの削除
- クライアントのタスク削除、タスク ログのエクスポート
- モニタリング タブでのターゲットの追加
- サイト設定の[ストレージ デバイス][ハイパーバイザー]からアイテムを追加した場合、Web
ブラウザーを更新するまで追加したアイテムはリストに表示されません。
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ホスト(ActiveVisor)
- 60236
- 3260(ファイル復元)
※既定の設定から変更している場合はそのポートを使用します。
クライアント(ActiveImage Protector)
- 135(Windows Management Interface(WMI))
- 139(ファイルとプリンターの共有)
- 445(ファイルとプリンターの共有)
- 48236
- 48238
- 48239
- 物理コンピューターを対象にパワー オン機能を使用する際には、コンピューター側で正しく Wake on
LAN(WOL)が動作できる状態になっていることを確認してください。
以下は動作しない場合の確認項目と設定の一例です。設定変更などを行っても動作しない場合は、コンピューターの製造元にお問い合わせください。
- NIC ドライバーの状態
ドライバーが正しくインストールされていないと動作しない場合があります。
または、対応したバージョンへのアップデートが必要な場合があります。
- Windows 10 の高速起動の状態
Windows 10 の高速起動が有効だと動作しない場合があります。
例:[コントロールパネル]-[電源オプション]-[電源ボタンの動作を選択する]-[現在利用可能ではない設定を変更します]をクリックし、[高速スタートアップを有効にする]のチェックをはずす
- PCI Express の省電力設定の状態
PCI Express の省電力設定(リンク状態の電源管理)が有効だと動作しない場合があります。
例:[コントロールパネル]-[電源オプション]-[プラン設定の変更]-[詳細な電源設定の変更]-[PCI
Express]-[リンク状態の電源管理]をオフにする。
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